おろかちゃんの日記

おろかちゃんの日記です。無益な情報をお届けします。しないかもしれません。わかりません。もうなにもわかりません。

【お題】遠くへ行きたかった、JK。

今週のお題「遠くへ行きたい」

 

こんばんは、おろかちゃんです。

何書こうかな~ウーンと思ってたらお題が更新されていました。神。

 

お題デデドン

「遠くへ行きたい」

 

遠くへ行きたい、かぁ~~~

高校生くらいの頃ずっとそう思ってました。

今も思っていますが、ちょっと目的地が違います。

 

よし、じゃあ高校生の時の話にします。

 

当時私は

「誰かと一緒に、どこかへ逃げたい。どこでもいいから。」

とずっと思ってました。

いろいろとしんどいことが重なってちょっと鬱っぽかったんですね(この辺は割愛)

 

通学もまともにできない日が続いていました。

しかし本当のことを言うと、高校生だった時の記憶があまりない。

和食レストランとんでんで来る日も来る日もバイトしてたことは覚えてるんですけどね。

 

…話が逸れてしまった

 

おろかちゃんは学校が嫌いでした。今も嫌いです。いじめにあってたとかじゃないんだけどね。

 

家庭環境もちょっと悪くて、落ち着ける居場所があんまりなかったのね。

 

「誰かとどこかへ逃げたいな」と思ったのはある小説の影響です。 

 

私の大好きな小説家、桜庭一樹さんの著書に、

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

 

という小説があります。

あらすじなんかはちゃんと本を紹介しているサイトで見てください、私には魅力のあるプレゼンができない…

 

終盤で主人公が友達に

「逃げようか。ここじゃないどこかに」と問いかけます。

友達は

「いいよ、あなたが逃げたいのなら一緒に行く」

と言ったニュアンスの会話があります。

(現在、手元に小説がないのでちゃんと引用ができない、ごめんなちい!)

 

ネタバレになるのでその後の展開は書きませんが、すごくすごく印象に残っているシーンなのです。

 

 

わたしも、逃げたい。

だれかと、できれば友達と。

でもわたしには、できない。 

そんな勇気も、お友達もいなかったのです。

 

 

逃げたい、逃げたいと毎日思いながらも、どこにも逃げることなどできぬまま高校を卒業しました。

 

 

あの時1人きりでもどこかへ逃げていたらどうなったんだろう?

 

どのくらい逃げきれたのだろう?

 

行くとしたらどこに行ったのだろう?

 

 

7,8年たった今でもたまにそんなことを思います。

逃げなかったのが正解なのか、不正解だったのかは未だにわかりません。

 

今はもう逃げ出したいとは思わなくなりました、大人になっちゃったのかな。少し寂しいです。

 

あの頃に比べてお友達はできました。多くはないけれど。みんなとっても好きです。

 

なーんかちょっとおセンチになっちゃったネ!??!

おろかちゃんらしくありません!

 

最後に、今行きたいところの発表と、本の紹介をして終わることにします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

故郷のペロリヌ星に帰りた~~~~い!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたもおいで!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんな読んでください。できれば、大人になってしまう前に。

 

 

じごくゆきっ

じごくゆきっ

  • 作者:桜庭 一樹
  • 発売日: 2017/06/05
  • メディア: 単行本
 

 

この短編集にも、一緒に逃げよう系のお話が載ってます。中編よりも、先にこれを読むのもいいかと思います。